若松ボートの「GIIIシャボン玉石けん杯」は8日に優勝戦が行われ、1号艇の菅 章哉(36歳=徳島)がイン逃げを決めて、圧巻の今年9回目の優勝を飾った。若松では1月と9月にも優勝を飾っており水面相性は抜群。
===
岡崎恭裕との熾烈な予選首位争いに敗れ2位に泣いた菅だったが、準優11Rで岡崎が2着。準優10Rでしっかり1着を取って勝ち上がっていた菅に、優勝戦1号艇のイスが用意された。
このチャンスを生かし、菅は優勝戦を逃げて制し、圧巻の今年9回目の優勝を飾った。
当地は1月と9月にも勝っており、今年3節出場してすべてVと大暴れ。予選期間は枠番でチルトを巧みに使い分けて、縦横無尽に駆け回る。ダッシュのマクリだけでなくスローからのさばきも上手い。準優・優勝戦はインからしっかり勝ってくる。隙がない。
絶好調な近況。ただ、好事魔多しでフライングが怖い。だが、過去にスタート事故連発で地獄を見てきた男は、それも十分にわかっていそうだ。
無傷の体で来年の若松SGクラシック出場となれば期待値はさらに上がりそうだ。
「今日の仕上がりは良かったと思います。若松ではいつも多くの応援が力になっています。毎週ここを走りたいです(笑)。これから師匠(近藤稔也)とお祝いしてきます!」
そう話し、今回も前回同様、嬉しそうに若松ピットを後にした。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 4571 | 菅 章哉 | 1'49"1 | 逃げ |
2 | 3 | 3811 | 石田 章央 | 1'50"6 | |
3 | 6 | 4403 | 木下 大將 | 1'52"1 | |
4 | 2 | 3833 | 中辻 博訓 | 1'53"0 | |
5 | 5 | 4953 | 尾上 雅也 | ||
6 | 4 | 4296 | 岡崎 恭裕 |
枠 | スリット | ST |
---|---|---|
1 | .07 | |
2 | .01 | |
3 | .03 | |
4 | .04 | |
5 | .09 | |
6 | .09 |