ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

西部発刊25周年記念スポーツ報知杯年またぎ特選競走(令和6年1月3日)

枝尾賢 マクリ快勝! 新年初笑い

枝 尾    賢
4148 枝 尾 賢(福岡)


 地元の人気選手らが連日熱戦を繰り広げた若松ボートの「西部発刊25周年記念スポーツ報知杯年またぎ特選競走」は3日に優勝戦が行われた。4コースから発進した4号艇の枝尾賢(42歳=福岡)が豪快な2段マクリを決めて快勝。新年最高のスタートに笑顔が弾けた。

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 初日12Rドリーム戦終了後のピット。上位着でゴールした選手たちが足取り軽く引き揚げていく中、最後の方にやって来た枝尾。「あー! くそぅ」。声を上げて悔しさをあらわにしていた。

 レースは4号艇で出走したが、1マークで遅れを取り、6着大敗。見せ場なく。笑みなど一切ない初日の夜であった。

 だが、最後は違った。奇しくもまた4号艇の枝尾が、今度は他艇に「あー! くそぅ」と思わせるような痛快なレースを見せた。

 最終日12R優勝戦。4コースから発進した枝尾。3カドの水摩敦がマクっていく好展開。枝尾にはマクリ差しかマクリの二択があったが、迷いなく思いきり水摩の外を握っていき、赤カポックを引き波に叩き沈めた。あっと言わせる2段マクリ炸裂。圧巻のスピード旋回でバックストレッチ先頭に飛び出し、後続艇突き放して勝負アリ。

 若松では2回目のV。当地連続優出記録は6に伸ばした。

「準優までは平凡な足だったけど、最終日は微調整を繰り返して、仕上がった感じがした。水摩君が攻めるだろうとは思っていました。結果がついてきて良かったです。すごく嬉しいです」

 あきらめない調整が奏功し快勝。

 優勝戦後のピット。両手ガッツポーズなどで喜び、終始ニコニコ。悔しさは消え、あー! 最高、な新春初笑いとなった。


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(文:吉川)

西部発刊25周年記念スポーツ報知杯年またぎ特選競走 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 4 4148 枝尾 賢 1'50"8 まくり
2 5 4441 末永 由楽 1'52"6
3 6 5104 山田 丈 1'53"6
4 1 4371 西山 貴浩 1'53"7
5 2 4544 松田 大志郎
6 3 4413 水摩 敦
スリット ST
1 .25
2 .29
3 .18
4 .26
5 .24
6 .26

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