若松ボートの「若松夜王シリーズ第3戦SkyFight福岡日総希カップ若松ダービー」は27日に優勝戦が行われ、人気を集めた1号艇の近江翔吾(30歳=香川)がイン逃げを決めて、今年2回目となる優勝を飾った。初日からオール2連対の抜群の安定感だった。
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本番の進入は1352/46。
枠なりだったスタート展示と並びが変わったが、近江がイン仁王立ちに変わりはなかった。1周1マーク、マクらせない差させないスピードモンキーを決めて逃走一気。早々と独走態勢を築き、他艇を完封した。
「今年一番でしたね。全部良かったです」
抜群の20号機を相棒に8戦オール2連対。見事に1着と2着だけをズラリ並べた。予選は首位通過、準優1号艇をしっかり勝ち、優勝戦の1号艇へ。そして優勝。王道を突き進んだ。今年SGに3節出場するなど上の舞台で熾烈な戦いを経験してきた男はたくましかった。
優勝は今年2回目。ウィニングランではビクトリー花火の中、両手を上げ、ファンの声援に嬉しそうに応えていた。若松での優勝は初だった。
当地は次節がGI周年。今節乗った20号機モーターについて近江は「(次節の若松周年でも)いいエンジンになると思います」と太鼓判を押していた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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