若松ボートの「創刊55周年九州スポーツ杯」は20日に優勝戦が行われた。予選トップでシリーズを引っ張ってきた1号艇の枝尾賢(39歳=福岡)がインからトップスタート。1マーク先マイから逃げ切って1着。今年3回目、当地では初優勝に笑顔がはじけた。
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進入は123/456。風速6m、向かい風。
スリットは中ヘコみ気味。4コースから好ダッシュの松江秀徳の艇先が出てきて内を締めようとする。ただ、3コースの畑和宏に引っかかった。その間に、枝尾が1マークを先マイ決め、バック直線で先頭に立った。「焦りました。だけど、しっかり先マイすれば差されることはないかなと。向かい風でしたしね。バックでは、あとは自分のミスさせなければと思っていました」。そのまま先頭で2マークも先マイ。その後は後続艇との差を広げていって悠々ゴール。今節のシリーズリーダーが、ラストもきっちりと白星を飾った。
11走で舟券から外れたのは1回、残りは3連対の抜群の安定感だった。
優勝は今年3回目。当地では初優勝。「若松は走る機会がなかったです。本当に嬉しい」と、笑みがこぼれた。
次走は芦屋一般戦。その後、福岡GI周年、児島SGグラチャンの大舞台へ。「ここでリズムアップできたので、しっかり頑張ります!」と気合いをいれ直していた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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