若松ボートの「第29回北九州市長杯北九州市制60周年記念」は6日に優勝戦が行われた。4号艇の永田啓二(39歳=福岡)が4コースから冷静な差しを決めて、今年3回目となる優勝を飾った。当地前回(9月)は優勝戦2着だったが、今回はその悔しさを晴らした。
===
進入は123/456。
注目の1マーク。3コースから宮下元胤が握って攻める。インの佐藤大介がこれを迎撃して懐を空けるターン。開いた差し場。4コースの永田が“待ってました”と言わんばかりに差しを入れて、バックで佐藤を捕まえた。
「今節は大したことない足でしたけど、優勝戦の足は一番良かったかなと思います」。機力は威張れなかったが、冷静な差しハンドルで好展開を見逃さず今年3回目となるVを飾った。
若松での優勝は通算2回目。
先月の当地前回戦は初日から6連勝と飛ばしまくったが、7連勝がかかるレースでエンジントラブルによる欠場。流れはストップ。予選トップには立てず、結局優勝はならなかった。今回はリベンジを果たした形だ。
これで8月から5節連続の優出。今、乗れている男は次戦は丸亀へ向かう。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|
枠 | スリット | ST |
---|