女子レーサーが連日熱戦を繰り広げた若松ボートの「GIIIオールレディース北九州市制60周年記念」は22日に優勝戦が行われた。チルト1.5で挑んだ5号艇の堀之内紀代子(43歳=岡山)が、5コースからトップスタートを決めて一気にマクって快勝。今年3回目の優勝を飾った。若松水面はこれが初優勝。
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123/456で始まった優勝戦。スタートは全員が早くはないタイミングだったが、その中でトップタイミングを決めた堀之内。チルトを上げた伸び足で一気に内4艇をマクり、豪快に先頭に突き抜けた。決着は1マークでついた。「(コンマ27のSは)風が強くなっていて、その分だと思います。(優勝戦は)普通にしていても絶対に勝てないと思い、チルトは1.5にしました。朝から悔いがないくらいペラも叩きました。足には納得でした」と振り返った。
前検は1番時計。前回使用者のままで「いい感じだった」と好感触だったが、初日〜2日目は5着4着3着3着と予想外に苦戦した。それでも3日目は連勝ゴール。ラストは若松の上限となる「チルト1.5」を選択して、持ち味のマクリ一撃で見事頂点に立った。
優勝は今年3回目。若松水面はこれが初。
当地は2020年3月以来の出走。「久しぶりすぎて記憶にない」という状況で始まった今シリーズだったが、優勝という最高の結果で「記憶に残りました。また来たいです」と笑顔だった。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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