開門時間
10:00
※13:00より有料
1Rスタート展示
15:00

読売新聞社杯GI全日本覇者決定戦 開設72周年記念競走

レース展望

得意の若松でGP覇者石野が復活か!?篠崎元、羽野ら地元福岡勢も気合十分!

井上 誠之スポーツ報知

当地クラシック出場権獲得目指す地元勢

昨年のGP覇者の石野貴之(大阪)を筆頭に、当地でSG制覇歴もある毒島誠(群馬)らSG戦覇者は大挙18人。今年はここまで低空飛行の石野だが、当地はGIとGIIの制覇歴がある得意水面。「新モーターにプロペラが合わない」という話も聞こえてくるが、当地はまだ旧モーター。そろそろ強い石野の復活が見られるかも。遠征勢は他にも井口佳典(三重)、馬場貴也(滋賀)、平本真之(愛知)らの名前もあるが、例年に比べるとやや手薄か。

そこで期待が高まるのは13人参戦の地元福岡勢。来年3月の当地クラシック出場権利獲りへ燃えないわけがない。既にGI制覇で権利を有するのは瓜生正義(福岡)と西山貴浩(福岡)の2人だけ。篠崎元志(福岡)も一般戦でV5と稼いでおり、今回出場の残る10人はどこかでGI制覇を目指している。中でも当地を得意としている羽野直也(福岡)、前田将太(福岡)、新開航(福岡)、仲谷颯仁(福岡)らは目の色が違うはずだ。

使用10ヵ月目突入も、まだエース機なし

現行モーターは昨年11月からの使用で10ヵ月目に突入しているが、今回ほど相場が固まらないのは珍しく、エース機も存在しない。初使用時からずっと上位評価をキープしているモーターは2連率トップ44の1基だけという状況。夏場以降はセット交換されたモーターが、なぜか次の使用者から急上昇するというパターンが続出中だ。

その筆頭は山田哲也が準パーフェクトVで全24場制覇を達成した32。新田泰章が絶賛した8や、節イチ伸びになることが多い9は典型的な伸び型機。142は乗り手を選ばない。この5基に44を加えてトップ6の評価。10142530が続く。

8月のお盆レースからチルト3度が解禁

インの強さは全国平均より少し高めで、風が穏やかなら逃げは決まりやすいが、ビッグニュースはお盆レースからチルトが3度まで使用可能になったこと。さっそく田中宏樹と柴田大輔の2人が使用し、強烈な伸びを披露した。当地はコース幅が狭いので伸びが良ければ捲りが決まりやすい。チルトを上げて抜けた展示タイムを出した選手は絶好の狙い目になる。

モーター2連率 ベスト10

2023年11月・使用開始~2024年8月4日

順位番号2連率勝率
1 44 45.4% 5.92
2 6 43.2% 5.82
3 51 41.3% 5.74
4 7 41.0% 5.71
5 21 40.6% 5.72
6 28 39.6% 5.70
6 20 39.6% 5.61
8 16 39.2% 5.83
9 26 38.9% 5.53
10 27 38.6% 5.58
●若松はチルト3度まで使用できます。

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