優勝戦回顧

12R  優勝戦

岩永雅人 イン速攻 今年2V

　「トータルプロデュースカップ」は6日に優勝戦が行われた。予選トップで勝ち上がってきた1号艇の岩永雅人(38歳＝愛知)がコンマ08の好スタートからイン速攻を決めて他艇を完封。今年2回目の優勝を飾った。

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　進入は123/456。

　ピット離れで出遅れ、2号艇の椎名豊に完全に頭を抑えられた岩永だったがインを死守してコンマ08の快ショット。椎名が握ってきたが、慌てず騒がずのイン先マイを決めてバックストレッチへ。接近してくる艇はいなかった。先頭独走。早々と勝負をつけてあとは颯爽と周回を重ねてゴールラインを通過した。

　6戦4勝。オール3連対。初日1走目で大外からマクリ差しで白星を掴むと勢いに乗り、予選をトップ通過。一気に頂点まで駆け上がった。相棒モーターは伸びが良かったが、準優日には出足も良化してバランス良く最高の仕上がりとなっていた。

「(ピット離れの遅れは)緊張ですかね。舟足は本当にどれも良かったです。これからも頑張ります。」

　今年1月に戸田で待望の初優勝を飾った遅咲きの38歳。次走は三国の一般戦へ向かう。