待鳥雄紀 マクリ一気! 若松初V 「ミッドナイトボートレース公営レーシングプレス杯」は15日に優勝戦が行われ、カド4コースから一人だけゼロ台のトップスタートを切った4号艇の待鳥雄紀(45歳=福岡)が内の艇を一気にマクって快勝。優勝は今年初、通算では13回目。当地では初優勝。========================= 進入は123/465。 青色の炎が内の3艇を飲み込んだ。 気迫のコンマ09トップタイミング。勇猛果敢にスリットに突っ込んだ待鳥。1コース〜3コースの選手たちは29、22、21と後手を踏んでおり、まったく抵抗できず。待鳥が一気に締めて1マークをマクリ先制。大外から新進気鋭の香川颯太が2段マクリを打ってきたが、ターンマークを外さずに巧みに回る待鳥が先にはいかせない。さすが地元ベテラン。バックストレッチで先頭に立つと2マークもトップターン。香川をさらに突き放して勝負アリ。嬉しい当地初優勝。優勝は23年12月以来。通算では13回目。「スタートはバッチリでした。足も伸び中心に良かったですね。若松初優勝を出来て嬉しいです。」 前夜の準優は勝ちきれなかった。予選3位で1号艇で臨んだのだが、逃走失敗で2着での優出となった。それでも相棒機には自信があった。今夜は渾身のスタートと伸び足で、悔しさも晴らす会心のレースとなった。 今節直前の3月10日に45歳の誕生日を迎えた。レースはまだまだ元気。 次走は再びミッドナイトレースで大村へ。その後は蒲郡のナイター。春の夜を駆け抜ける。