渡邉優美イン逃走 若松初V 女子選手が熱戦を繰り広げた「ヴィーナスシリーズ第22戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」は3日に優勝戦が行われ、人気を背負った1号艇の渡邉優美(32歳=福岡)がインから逃げを決めて今年初優勝を飾った。通算では16回目、当地では初優勝。============================== 進入は123/456。 2コースの藤崎小百合がスリット先行していたが渡邉も踏ん張り、1マークを先マイ。 藤崎の差しは許さず、バック直線で先頭に立ち、続く2マークをトップターン。後続を突き放して勝負アリ。あとは悠々と一人旅。地元ファンの歓声の中、ゴールラインを駆け抜けた。 当地は5回目の優出でこれが嬉しい初V。九州5場を制覇した。優勝は昨年7月桐生以来で今年は初。 最終日の後半レースの時間帯は潮位の異常な低下があった。気温も前日から大きく下がりコンディションは変わった。それでも、渡邉はしっかり人気に応えてみせた。「若松で優勝したことがなかったので緊張しました。(コンディションの変化はあったけど)集中力は高めていったつもり。めちゃくちゃ嬉しいです。」と喜び、満面の笑みで帰路へとついた。