田中和也イン逃走 今年2V 若松で優勝歴のある選手が集まり熱戦を繰り広げた「若松夜王シリーズ第4戦ニッカン・コム杯若松クラシック」は12日に優勝戦が行われた。オール2連対で勝ち上がってきた1号艇の田中和也(40歳=大阪)がインから押しきって今年2回目の優勝を飾った。当地は2回目。 6号艇が前付け、2号艇は3カド戦、安定板がつく水面。それでも慌てず騒がす。白の勝負服がイン仁王立ち。 16/2345。 艇先をスタートラインに向けると、1度だけチラッと右後方の選手たちを確認しただけで、あとはジッと大時計を見つめた。時計との勝負だった。コンマ12。田中の決めたタイミングがトップスタート。主導権は誰にも渡さない。そのまま1マークを先マイし、バックで先頭。追いすがる秋山直之の逆転は許さず、優勝のゴールラインを通過した。「安定板がついたけど足は変わらず、回り足を中心に良かったです。今年の流れもいいですね。」 これで1月大村に続いて今年2Vと好リズム。ご機嫌に次走は徳山へ向かう。