ベテラン平田忠則が新春V 年またぎで熱戦を繰り広げた若松ボートの「スポーツ報知杯年またぎ特選競走」は6日に優勝戦が行われた。1マークでバランスを崩す選手が複数いる中、5コースから握って回った5号艇の平田忠則(48歳=福岡)が先頭に抜け出し今年初優勝を飾った。通算では82回目、若松ではGI2回を含む10回目の優勝となった。=== 1マークで3号艇が振りこんで失速。1号艇はターンマークに激突。アクシデントの中、外を握って回していた5号艇の平田が他艇を回避してトラブル無く先頭に躍り出る。後続を大きく離して勝負アリとなった。 優勝回数は通算で82回目、若松ではGI2回を含む10回目。「舟足は今日が1番いい状態でした。(近年は)低迷していましたが、昨年から中辻崇人選手のアドバイスを聞きながら伸び仕様のプロペラに挑戦しています。進化しながら貪欲に頑張ります」 GI4勝の強豪がこれまでの自分のスタイルを変えながら新しい年に挑む。