丸岡正典がオール2連対V 若松ボートの「ミッドナイトボートレースBOATBoyカップ」は15日に優勝戦が行われた。1号艇の丸岡正典(45歳=大阪)がインから先マイを決め、差してきた2号艇の麻生慎介をバックストレッチで振り切り、2023年3月以来の優勝を飾った。=== 6号艇でも上位着を取るなど、軽快な走りで予選を2位で通過し、準優をインから勝って優出してきた丸岡。1着と2着だけを並べた。 一方、予選1位だった海野康志郎は準優フライングで姿を消す。優勝戦の白い勝負服には丸岡が袖を通した。 Vへの流れは来た。丸岡は優勝戦もインから渾身の逃げを打った。波風のある水面だった。「安定板は付かない方がいい」と話していたが、もうとにかく逃げに逃げた。2コースの麻生が鋭い差しを繰り出してバックで迫ってきたが、丸岡が気合いでこれを押さえて2マークを先取り。意地があった。ここでリードを広げて勝負を決めた。 ピットに引き揚げてくると安堵の表情を浮かべた。優勝は2023年3月以来。「(最近は)優勝戦1号艇で負けていたし、久しぶりに優勝できて今日は本当に嬉しい。」 近況のモヤモヤを若松水面で解消しリズムアップ。次走も九州遠征。今度は唐津のG I I I戦へ向かう。