山本 修一 5コース差しで今年2V 若松ボートの「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」は14日に優勝戦が行われ、5号艇の山本修一(44歳=岡山)が今年2回目の優勝を飾った。5コースからのレースだったが、インの平尾崇典とカド4コースの永田啓二が1マークで競り合う展開になり、空いたスペースに差しを入れた山本がバックストレッチで艇を伸ばして先頭に立ち、他艇を振り切った。 6号艇がスタート展示で落水し欠場。進入は123/45。 白波立つ荒れ水面。風速8m、波高8cmの中、カドから4号艇の永田啓二がコンマ06スタート。気合いのマクリを仕掛けていくが、これにインの平尾崇典が応戦。永田は大きく外に流れるなどして乱れた1マーク。各艇がバタつく中、5コースからブイ際をしっかり差してきたのが山本だった。大外から角度をつけて、荒波を乗り越えた。2コースから一番差しの杉山勝匡をバックストレッチで捕まえて2マークを先マイ。単独先頭に立ち優勝を決めた。 優勝は今年2回目。好相性の当地はこれで3回目。 「ラッキーでした。若松は縁がありますね。序盤は伸びが弱かったけど、足は良くなってきてました。また頑張ります。」 水の合う若松でリズムアップして、次走は三国へ向かう。