原田が悲願達成へ! 板橋がそれを阻むか

　約3ヵ月ぶりの開催となるルーキーシリーズの主役候補は、地元の原田才一郎（福岡）だ。当地はデビュー戦で1着を挙げ、フレッシュＲも務めた純地元水面。優勝には手が届いていないが、自己最高勝率でＡ1級復帰を果たした近況のリズムなら、悲願の優勝も現実味を帯びる。
　原田の悲願達成を阻む第1候補と言って過言ではないのが板橋侑我（静岡）。ＧⅠで2回の優勝があり、3月クラシックで2度目のＳＧ出場と、この世代に入ると圧倒的に経験値が違う。
　原田と同期の畑田汰一（埼玉）はＡ1級をキープしたが、懸かる期待はもっと大きい。21年には最優秀新人タイトルを獲得したこともあり、それに応える実力は確かにある。
　実績ではＳＧ出場経験ある高橋竜矢（広島）と、23年最優秀新人の大澤風葵（群馬）も上位。ともに前期はＧⅠ出場が増えて勝率を落としたが、そこで得られたものは大きかったはず。

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