若松ボートの「公営レーシングプレス杯男女W優勝戦」は6日、11Rで男子の優勝戦が行われ、1号艇の安達裕樹(38歳=三重)が他艇を寄せ付けないイン逃走を決めて優勝を飾った。今年は初優勝。当地では昨年12月に続いて連覇となった。
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綺麗なインモンキーの航跡が1マークに描かれた。
インからコンマ09トップタイのスタートを決めた安達。主導権は誰にも渡さなかった。1マークを鮮やかに先マイ。マクリも差しも寄せ付けないインモンキーで他艇を完封。バック直線で後続を離して先頭へ。あとは一人旅で周回を重ね、ゴールラインを駆け抜けた。
「今日はいい仕上がりでした。合ってましたね」
レース後、満足そうにそう振り返った。終わってみれば、この優勝戦の安達の上がりタイム1分46秒4が、今節一番時計となっていた。
昨年12月に若松で優勝を飾ったばかり。その時は荒波の中で5コースからの鮮やかなマクリ差しを決めた。今回は王道イン逃げで連覇達成。「若松は相性が良くなってきましたね」と笑みをみせた。
今年初優勝でリズムアップ、次走はGI東海地区選へ出場する。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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