若松ボートの「日刊スポーツ杯お盆特選競走」は13日に優勝戦が行われ、1号艇の中辻崇人(45歳=福岡)がインからトップタイのスタートを決めて、マクリも差しも寄せ付けないイン逃げで快勝。今年2回目の優勝を飾った。若松では7回目。
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進入は135/246。
5号艇の西山貴浩の前付けはあったが、インの中辻はコンマ11のトップタイの好スタート。予選道中は控えていたというスタートを、ここ一番ではしっかりと決めた。「バッチリでした」と胸を張った。
1マークを先マイすれば、敵はいなかった。「乗りづらさはあったけど足は良かったです」。マクリも差しも寄せ付けないインモンキーで他艇を完封。「回ったら大丈夫だと思いました。1着取れて良かったです」。
優勝はこれで今年2回目。若松では7回目、当地お盆シリーズは初。
今節1走目で6号艇で白星。フライング艇があり繰り上がりだったが、大外枠で大きな1勝となった。予選は首位通過、準優はただ一人イン逃げを決め、Vへの王道を突き進んだ。安定感は抜群だった。
次走は尼崎へ。まったく年齢を感じさせないほど引き締まった肉体の45歳は「衰えることなく頑張っていきたいです」と話し、帰路へとついた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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