若松ボートの「GⅢマスターズリーグ第4戦マンスリーBOATRACE杯」は5日に優勝戦が行われ、1号艇の渡邉英児(52歳=静岡)が優勝を飾った。3カドの古澤信二にマクられる展開も、渡邉はイン小回りで応戦。バック直線で古澤をつかまえ2マーク先マイを決めてリードを広げた。優勝は今年初、当地では5回目。
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進入は12/3456。
伸び足強力な古澤信二が3カド戦で、ゼロ台の踏み込み。一気に内2艇を飲み込み、1マークをマクリ先制。
インにとっては苦しい展開だった。それでも、渡邉は落ち着いて体勢を立て直し、1マークを無駄なく巧く旋回した。「3号艇がのぞいてくるのは分かった。冷静に回れたのが良かったです」。バック直線に向くと、外の古澤をつかまえた。渡邉も力強い仕上がりの相棒モーターに乗っていた。艇が並べば、もう主導権は渡さない。2マークを今度は先マイ。単独先頭に立ち、勝負を決めた。
レース後、ウィニングラン。若松名物ビクトリー花火がド派手に打ち上がる中、右拳を高々と夜空に上げて喜んだ。
今節10走で9回の舟券絡み。5勝をあげた。3コースマクリや4コースマクリを決めるなど、若々しく活躍した。「今節はいい足に仕上がっていて、リラックスして走れました」と満足そうだった。
当地では5回目のV。「5回も優勝できて、若松はいいレース場ですね」と嬉しそうだった。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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