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ボートレース若松 優勝選手一覧

ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(令和5年5月2日)

2夜連発のマクリ 池田雄一 予選17位から下克上V


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 若松ボートの「資さん杯」は6日に優勝戦が行われた。3号艇の池田雄一(37歳=静岡)が3コースからコンマ15スタートを切ると、内艇を一気にマクって快勝。今年2回目の優勝を飾った。予選は17位と苦戦したが、前夜の準優では6号艇で大外6コースから思い切った全速マクリ。インの田頭実ら内5人を全員撃破して優出。連日の豪快マクリで下克上Vを達成した。

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「攻めていく。いいレースをします」

 優勝戦前にそう話していた。池田はその通りに、攻めの走りで勝った。赤い弾丸だった。

 進入は1234/56。3コースからコンマ15の一艇身スタートを入れた池田。3号艇がよく目立つスリット隊形だった。池田の右隣も、左隣も付いてきていない。2コースの一柳和孝(コンマ23)も、4コースの佐藤大佑(コンマ25)も遅い。今節のスタートへの不安を口にしていた2人が、後手を踏んでいた。さらには、インの地元・竹井貴史もコンマ24の痛恨S。

 池田はグイグイと前へ出て行き、内2艇を飲み込んでいった。伸び足がいい上に、このスリット隊形。最高のチャンスであった。攻撃あるのみ。インの竹井に抵抗などさせない。1周1マークをマクリ一気。5コースの竹田吉行が外を握って回って、6コースの廣瀬将亨が差してきたが、どれも2番手争いまで。

 バック直線には、先頭に赤い勝負服。ぶっちぎって独走。勝負アリ。あとは悠々と周回を重ねて1着ゴール。当地では初優出で初優勝を飾った。

 2着に竹田、3着に廣瀬。本命の竹井が散って、3連単は3万5千円台の配当。どよめきが起きた。

 池田のインパクトは、2夜連続でもあった。

 前夜の準優10Rでは6号艇で大外6コースからトップスタートを切ると、思いきった全速マクリでインの田頭実を含む内5人を、全員蹴散らした。ペラ調整で伸び仕様の足にしていったとスポーツ紙に書いてあったが、それがバッチリだった。

 優勝戦日も「行き足から伸びが良かったです」と池田。足には自信があった。予選は17位と苦戦したものの、準優では予選2位通過の田頭、優勝戦では予選1位の竹井。V候補の地元強豪達を次々と沈めて、ジャイアント・キリングを達成した。

 終わってみれば、池田の今節のスタート順は、3、2、1、2、2、1、3。平均スタートタイミングは0.11と早かった。安定した鋭いスタートが、Vにつながった。

 これで、9月の三国に続く毎月の優勝。今年はここまで7優出2V。

 昨年、デビュー17年1ヶ月でプロ初優勝をあげた遅咲きの37歳。今は勢いがある。

 次走は常滑のGIII戦。攻めていく姿勢のある男が、再び何かインパクトのある仕事をやってくれるのかもしれない。


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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
スリット ST

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