若松ボートの「第40回日本財団会長杯」は9日に優勝戦が行われた。4号艇の久田敏之(41歳=群馬)が4コースのカドからマクリを決めて快勝。機力は劣勢も1マークは強気に握って攻めて見事に先頭に立った。これで今年の優勝は3回目となった。
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進入は136/425。
1、2コースの森永淳と中田達也がコンマ27と34の痛恨の後手。それでもハイパワー森永は伸び返して意地のイン先マイ態勢。3コースの大神康司は一旦落としてマクリ差しを狙いにいくも、入れずに不発。そんな中、外を思いきりよく握っていったのが久田だった。モーターパワーは上位とは差があったものの、それをはねのける豪快な旋回で、一気に主役に躍り出ていった。
2着には枝尾賢、3着には森定晃史。
初日ドリーム戦が枝尾ー久田ー森定で始まり、奇しくも、優勝戦も久田ー枝尾ー森定の3人の組み合わせで終わった。節一パワー森永や中田は連日白星を量産してきたが、ラストで悔しい敗戦となった。
勝った久田はこれで今年3回目のV。レース後のピットでは「自分でも想定外でした。結果が出て良かったです」と振り返った。
リズムアップで、次走は多摩川へ出場する。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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